ryo-kng's blog

坂があれば上りたくなり、路地を見れば入りたくなる、クラカメ片手に徘徊中

次郎吉さん居る?小机から新羽5

  次郎吉さんの事はさて置き、川向町を眺めよう。

目の前には鶴見川が作りだした沖積平野が広がる。

今は家や畑、工場などが混在した残念な景観だけれども、

昔はそれこそ、見渡す限りの田園風景だったはず。

ここが全て田んぼだったら、

実りの季節には黄金色の大海原が写せただろう。

驚いたことにこの辺りの標高、5~7m。

河口から15kmも奥なのに。

 

 川向橋から鶴見川に沿って行くと、第三京浜を潜る。

その橋桁の光景。

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明らかに下に道がある部分だけ、塗装を施している。

これって、老朽化に伴うコンクリート落下防止なんだろうか。

じきにすぐ隣が横浜北部の環状高速道路の工事現場になる。

これ程の工事を直ぐ近くで見られるとは。

そのフェンスに付けてあったのがこの花。

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これって日本的心使いなんだろうか。

左下のおじさん、遠近感をもって描いてある。

 

  この先、工事現場が覆い被さっている橋を過ぎると、

堤防上の道は砂利道になる。

右手は冬枯れの鶴見川河川敷。

砂利を踏む音が心地よい。

しばらく歩いたら、ふと思い、振り返って写したのが次の写真。

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何となく、東山魁夷の「道」を思い出した。

奥の工事現場はともかく(汗