ryo-kng's blog

坂があれば上りたくなり、路地を見れば入りたくなる、クラカメ片手に徘徊中

横浜カルデラを歩く1-2

 今日はJR保土ヶ谷駅まで歩く予定なので先を急ぐ。

この辺りは以前、何度か歩いているので、

重ならないよう道を選んで行く。

くらやみ坂を下ると、

幼稚園の入園式帰りの親子連れとすれ違う。

晴れの天気で良かったね。

 

 地図が無ければ方向が判らなくなるほど

路地を巡り、保土ヶ谷駅まであと一息。

と思ったら視野の左側にレンガ壁が見えた。

「こりゃあ急ぐ訳にはいかないな、観察、観察」

f:id:ryo-kng:20140316143930j:plain

イギリス積みで左奥はカーブしてる。

でも施工は雑で目地はスカスカ。

柱の部分は積み方がゴチャゴチャだから、

芋目地が何箇所か見える。

そもそも何でここにレンガ壁があるんだろう。

昔、重要な施設がこの上にあったのか。

とりあえず脇の階段を上がってみると・・・

f:id:ryo-kng:20140316144346j:plain

今回の目的を表した景色が広がった。

左奥にはスタート地点近くの日産本社ビルが見える。

 

 しばし休憩を兼ね地元の人を探す。

が、見つけたのは歩くのがやっとのおじいさん。

「こりゃ、聞き出すのに時間が掛りそう」

レンガ壁の真相は次回にまわし歩き出す。

途中、富士見坂なる場所を通過。

この名を見ると富士山が見えるか探しちゃう。

でも市街化が進んだ結果、今日も空振り。

この後、何度か坂を上り下りし、今日の予定終了。

 

 帰宅後、1944年の航空写真を見たけど、

あの場所には特に軍や公共の建物は無かった。

明治か大正の頃、単純に急傾斜地対策で

あの壁を造ったんだろうか。

いま一つ腑に落ちない。

もう一度行くか。