三連休の初日はかつて横浜にあった、
台場を訪ねようとJR東神奈川駅に降り立った。
この辺りも子供の頃に来た思い出があるけれど、
時間があれば帰りにでも寄ってみよう。
光線の都合で滝の川沿いを南から行く。
向かいはかつては漁師町だったようだ。
さて、台場跡に向かう橋を渡ろうとしたら・・・
これまた先日見た入江橋と似た、
小さいけれどモダンなデザインの親柱。
しかも名前が「棉花橋(めんかばし)」
この「綿」と同じ意味らしいけど、
何で海岸部の橋で「棉花」を使うんだろう。
帰宅後調べたら、
昔はこの先に輸出用の綿花倉庫があり、
町の名前も「棉花町」だったそうだ。
なるほど、単なる漁師町じゃ無かったんだ。
これもちゃんと銘板があったからこそ。
よかった、よかった。
良く見るとこの親柱、花をイメージした感じ。
漁に関係が有りそうな物を写しながら奥に進む。
すると背後に殺気。
げ!パトカーが走ってくる。
実は観光地でも無く、
寂れた地区を好き好んで
写真を撮りながら歩いていると、
たまに通報される事がある。
(不審者は私で間違い無いと思う)
警察も通報があった以上、出動するし、
嫌な経験も無いので構わないけど。
あれ、違うな。私じゃない。
警察官が五人来て、住民から事情を聴いてる。
何があったんだろう。
巻きこまれても嫌なので、
早々に立ち去ろう。
立ち去ろうとしたら路地で見つけたのが今日のコレ。
これ、すっぽんですよね。
軒下に置いた水槽に三匹。
こんなアングルから見たの初めて。
ブサかわいい。
台場跡に行ってすっぽんの写真を撮って
喜んでちゃいかん。
でも台場跡の石垣も大したものじゃなかったし、
さっきから北の空が妙な黒さ。
連休だから早仕舞するか。
じゃあ瑞穂埠頭の入り口にある「あれ」を写して帰ろう。
「あれ」の前で露出を計ってたら、
ものすごい強風と大粒の雨。
たまらず近くの会社で雨宿り。
雨は直ぐに止んだけど風は強く、
気温が一気に下がりたちまち戦意喪失。
東神奈川駅も近いのでとっとと帰ろう。
「あれ」はまたの機会に。