昨年、「この記事」で御衣黄というちょっと珍しい桜を横浜・本覚寺で見た事を書いた。
その時は時期が早く、緑色でいまいちだった。
やや消沈し、撮影もそこそこに時間をつぶそうと山門で佇んでいたら、
「そういえば目の前に広がるこの場所、
幕末の激動期に関わった人たちがここを行き来したんだな」
オレンジ色の線が東海道が通っていた場所。
黄色がその当時の参道。
彼らが踏みしめた道は無くなってしまった。
今までは当たり前すぎて見向きもしなかった。
この辺りも何れ撮影しよう。
(所で「橘咲さん」はこの辺りには来なかったのかな? www)
一週間経ち(4月20日)、「そろそろいい具合か」と再訪したところ、
これが御衣黄の満開時の様子。
まあ、珍しいけれど・・・ね。
追伸
フランスでは宗教がらみの痛ましい事件が起きたけれど、
ここ、本覚寺は日本で最初にペンキが塗られた場所だって。
この寺をアメリカが領事館として利用していたかららしいが、
異国の宗教施設にいとも簡単にペンキを塗ってしまうアメリカもアメリカだけど、
塗られた方も「日本初」程度の反応。
まあその位が波風が立たなくていいか。