久村(くむら)と聞いてご存知の方は極めて少ないでしょうが、
京浜急行で久里浜駅に着く寸前、右手前方に見える黒々した山の麓。
元々、平地が少ない三浦半島は幕府により横須賀造船所が開設以来、
「こんな場所まで」って驚くほど山の上まで宅地を求め開発してきた。
久村の南側は早くから湘南ハイランドという名で、
北隣は湘南山手として近年開発された。
(そういえば「ハイランド」のカタカナ地名は日本初らしい。
正面にあった岡本太郎のモニュメント、消えて久しい。今、何処に)
そんな中、ここはなぜか開発されず取り残された。
毎度、寒さで起きるのがおっくうでここに着いたのは昼。
今日はBonita66にモノクロフィルムを詰めてきた。
歩き出したらじきにこんな案内板が!
ちょっと小さいけれど番地が判りにくい日本で、これは便利。
残念なのは「現在地」はシールを貼って表していたけれど、
それが剥がれてしまい、ここは何処なのかが判らない。
ちなみにここは23番の東側。
24、25、26と進み、目指す久村は左端です。
それから今居るこの道、昔は横須賀線から分かれた引込み線が敷かれていた。
そのレポは別の機会に。
27番まで来て、「久村はもう少し」ってところでこの写真。
一部、飛んじゃっているけれど、ここから何件のお宅に行けるのでしょう。