日曜日は鎌倉に撮影に行って来たが、
ちょっと張り切り過ぎて、ブログの更新をする気が残っていなかった。
なので、一日遅れの記事です。
雪の残る御成通りをSignet片手に歩き出す。
深い訳があったのではなく、
稲村ケ崎辺りまで歩きたくなったので。
地図を見ながらまだ歩いた事の無い路地を選んで歩く。
「江ノ電と絡み合いながら」なので北に、南に歩みを進める。
和田塚駅手前で立派な門扉のお宅に出くわす。
横の路地は昔の「松竹映画」にでも出てきそうなイイ感じ。
そこを回り込むとこっちが正面!?。
さっき立派だと思った門は勝手口だった。
さすが鎌倉の御屋敷は違う。
只、この辺りも昔と比べ安っぽい家が増えてしまって残念。
相続税って大変なのかな。
コーヒーやおしるこなど、
温かい文字の誘いを振り払いながら長谷駅まで来た。
大仏さん目当ての外国の方もちらほら。
そして駅近くの店先で見つけたのがこの写真。
目が悪いので一瞬、本物かと思った。
微妙にリアルなんだから。
横のサンダルもユーモラスな感じがいい。
時折、冷たい風が吹く中、海岸に向かう。
今日はあじさい寺の前ではなく、
南の山を越えて極楽寺方面へ行く。
妙な音をたてて流れる下水を気にしながら
坂を登りきって振り向くと「おお!」鎌倉の南側が一望。
この道は昔は無かっただろう。
でも当時の坂東武者達はこの辺りから
自分たちの造った街並みを眺めたんじゃないかな。
そう思わせるほどの光景だ。
「あれ?」せっかくの風景も
海の写真は写して街のは忘れた・・・。