ryo-kng's blog

坂があれば上りたくなり、路地を見れば入りたくなる、クラカメ片手に徘徊中

麻布セーラームーン巡り3

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狸坂を訪れる前に興味を引かれた場所がこの奥にある。

大黒坂をちょっと下った大法寺の東。

Google Mapsにはこの奥に「天正十年の石組み」とある。

天正十年だぞ!!!

誰もが歴史で勉強したあの事件が起きた時の

石組みがこの奥にあるのか。

徳川家康江戸城を築城する以前、

江戸は苅萱ばかりではなく石組みを必要とする

街並みが存在していても不思議では無いけれど

今まで知らなかった。

 

古いけれど妙な味を出しているお宅の前を進む。

でもこのお宅が乗っている石垣、大谷石なんだけど。

まあ、日本人が大谷石を築材として

いつから使っているかは知らないし、

これがそうなのか?

大正十年の間違いじゃないのか w

腑に落ちない感じで坂を下ると・・・

これか!

え?

何か思っていたのと違う、小ちゃい。


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高さ2.5m程度の大谷石の石組みの真ん中に

はまってる石に確かに「天正十年 五月建之」とある。


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これは・・・墓石なのか石碑なのか。

肝心の部分が意図的に?削られたようで何か不気味。

大法寺の石組みなんだろうけど

ネット上はもちろんの事、

大法寺のインスタにも情報無し。

触れちゃいけない事柄だったりして。